コルネイユ「ザ・バース・オブ・コーネリアス」

今年の洋楽でよく聞くCDの一枚になった、といってもいい、
コルネイユの「ザ・バース・オブ・コーネリアス」。

真夜中に聞くのが本当に多いのだが、10日ぶりぐらいに
真夜中でゆっくりといろんな事をしながら(笑)聞いている。

彼を紹介するのにルワンダの虐殺の話が出てくる。彼の目の前で家族みんなが殺された。それは事実の中の話だし歴史からみても本当のことなのだろう。

しかし、だからといってこのアルバムをそういう風に結びつけるのは穿った見方だと思う。

このアルバムに流れているのは1曲を除いて、恋愛について、女性を、人を愛することについて、だ。

もちろん、様々なことがおこって今があるということは間違いない事なのだし、初めての英語のアルバムで今までのアルバムと少し赴きが違うこと。そして、愛して守るべき相手が横にいること・・・。

ここで感じるのはコルネイユ自身の優しさ、人の大きさだと
思っている(だからこそ、何度でも聞いているのだろう)

彼の声がまたそれを歌うのにとても合っている。
そしてサウンドも彼を強く感じさせる音になっている。

とても自然で全てが「人」を感じるアルバムだ。
Love is wonderful things!という言葉がぴったりなアルバムだと思う。

1曲を除いて、という曲は肌の色を歌った曲だ。しかしその曲にしても、英語が分からず歌詞を読まずに聞いていたら、きっとわからないぐらいメロディアスでまったくわからない。

ライナーノーツにもKCが書いているけれど、これ初めて歌詞読みながら聞いたときに私もマーヴィン・ゲイの「What's Going On」を思い出した。そういう匂いをとても感じさせるのだ。

彼の声にはマジックがある。でもきっとそれは彼が自分自身をわかっているから起こせるものなんだと思う。

本当に素敵なアルバムです。

まだ聞いたことのない人は是非、聞いてみてください。


ザ・バース・オブ・コーネリアスザ・バース・オブ・コーネリアス
コルネイユ

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